ムクナとはドーパミンの原材料Lドーパを豊富に含む天然の精力剤

古代インドの重要な薬用植物、パーキンソン病にも効く凄い効果はタイ政府のお墨付き

ムクナとは東南アジア原産のマメ科の植物であり、古代インドでは紀元前4世紀ごろから食用、医療用として広く用いられてきたという記録がある。インドの伝統医学の1つであるアーユルヴェーダでは、「催淫剤」「強壮剤」という記述が残っており、男性用の強力な精力剤として長い歴史がある事がわかる。他にも女性の生理痛対策、便秘、浮腫や結核等の治療にも幅広く用いられ、様々な病気治療に利用されていたとされる。

特に興味深いのは、「ムクナは4500年以上前に、古代インドの医師達によってパーキンソン病と思われる病気の治療に使われていた」という話だ。パーキンソン病自体は1817年イギリスのジェームズ・パーキンソン博士によって発見され、同博士の名前がつけられたが、病気自体の原理や治療法は分からなくとも数千年前から知られている。決して現代病ではない。

その病態が解明されるのはほんのつい最近、20世紀に入ってからだが、ムクナの成分レボドパ(別名L-ドパ、正式名称4-ジヒドロキシフェニルアラニン、英語名L-3,4-dihydroxyphenylalanine)は確かにパーキンソン病治療に有効なのだ。その伝承が真実なら、東洋医学とは誠にあなどれないものである。今日ムクナの成分分析が進むにつれて、古代インドの人々がこの豆を薬用植物として重要視していた理由がわかってきた。アーユルヴェーダには催淫剤、強壮剤という記述が目立ち、性的能力の向上ばかりが注目されるが、この植物の有用性はもっと多彩だ。

認められる食品としての高い価値

ムクナ

ムクナは薬用植物という特殊な位置づけだけではなく、栄養豊富な食料として広く利用されていた。しかも種子(豆)だけでなくさやもつるも茎も根も、全て栄養価が高い。使い方しだいで医療用に、また食用にできる滋養強壮作用のある植物だったわけだ。

日本でもかつて輸入され、江戸時代頃までは西日本を中心に広く栽培されていたようであり、今でも関西から西の方では栽培をしているところがある。

うまくすればたくさん収穫できる事から「八升豆」と呼ばれていたが、熱帯の植物のためか収穫までに時間がかかることから、一部の地域を除くとあまり普及しなかったようである。

さてこのムクナ、濃いムラサキの花をつけた後に、1本の枝に大きなさやがたくさんなる。さやの中には、ソラマメによく似た大きな豆が詰まっているが、色は薄緑だけでなく黒いものや茶色のものもある。一見おいしそうなのだが、豆自体は非常に硬く、調理には時間がかかり、豆そのものをソラマメのように茹でて食べるという習慣はない。しかし炒って粉末にすると、きな粉によく似ていて食べやすい。日本の豆のようにおいしい食材とは言えないかもしれないが、何しろアミノ酸の種類も量も豊富で非常に栄養価が高い。上手に栽培して収穫量を高めれば、将来のアフリカなど貧困で喘ぐ食糧危機の救世主になるとする意見もあるようだ。

その栄養の中でも特筆すべきなのは、やはりレボドパである。

ドーパミンの原材料レボドパとは何か

ドーパミンに関してはご存じの方も多いだろう。脳内で働く神経伝達物質で、快楽ホルモンなどと呼ばれている。気分を高揚させ、やる気や集中力を高め、運動能力をアップさせる非常にポジティブな働きをするホルモンだ。最近何かと話題のギャンブル依存症もこのドーパミンが深く関わっていると言われている。

また、近頃では報酬系という言葉も普通に使われている。人が欲求を満たしたときに快感がもたらされる一の神経の働きを報酬系といい、ドーパミンがその働きを担っている。例えば「おなかが空いて(欲求)」「ラーメンを食べたら(欲求を満たした)」「美味しかった(快感)」という流れである。

さてそのドーパミンは、脳の中心の脳幹にある黒質細胞という神経細胞で作られ、A9神経、A10神経と呼ばれる神経から分泌・放出されている。この量が減ると我々はやる気がなくなり、仕事も勉強もはかどらなくなる。運動能力も性的能力も下がってしまう。男性更年期障害においても、ドーパミンの低下は明らかだ。裏を返せばこのドーパミンを調節することによって男性の更年期を乗り切ろうというわけである。

このドーパミン、その前駆体、つまり原材料となるのがここで紹介しているレボドパである。

レボドパは通常フェニルアラニンやチロシン等のアミノ酸から合成される。我々が食事で摂取したタンパク質が体内でいったん分解されてアミノ酸になり、それが脳に運ばれ再合成されてレボドパになり、さらにドーパミンになる。またドーパミンはさらにノルアドレナリンに変化し、ノルアドレナリンはアドレナリンに変化する。

レボドパで脳に到達する

やる気や集中力を高めるドーパミンが不足するのなら、ドーパミンそのものを摂取すればいいはずである。ところがドーパミンは、残念なことにいくら多量に摂取しても脳には到達しない。脳内の毛細血管には「血液脳関門」という厳しい検問所がたくさんあって、たとえ素晴らしい薬効成分でも、ここを通過できないものが少なくない。ドーパミンはここで「通行不可」になってしまう。

しかしドーパミンの前駆物質のレボドパは、ここを難なく通り抜けられる。血液脳関門を通過して脳に到達しドーパミンに変わり、薬効を発揮するのである。

ちなみに医薬品にもレボドパは存在し、前述のパーキンソン病の重要な治療薬として知られている。誰かお知り合いにこの病を持つ方ならご存じだろうが、パーキンソン病の原因はドーパミンの減少によるところが大きいので、不足を補うのがネオドパストンなどのレボドパ製剤だ。非常に効き目も早く、飲んで10分~15分でこわばった体が動くようになる患者さんも多い。

うつ病でもドーパミンが減少するため、ケースによってはレボドパ製剤が処方される事もある。このように化学生成された薬品のレボドパは存在するが、天然の植物成分としてのレボドパは非常に珍しい。またムクナは食用の豆であり、おそらく何千年も日常的に食べられてきたものなので、化学薬品につきものの副作用も考えづらい。日本で調べたところムクナに含まれるレボドパの量は産地によっても多少ばらつきがあるが大体4%~6%だという。ほかはタンパク質やミネラルなので、成分分析からも安全性は確かだ。

ムクナはマカの2~4倍の必須アミノ酸やミネラルが豊富

ムクナには天然のレボドパだけでなく、さらにその材料となるフェニルアラニンやチロシンも豊富に含まれている。つまり脳内で直接レボドパを補給できるだけでなく、脳内で合成するための材料もそろっているわけだ。他にも必須アミノ酸を含むアミノ酸の宝庫であり、含有量はマカの2~4倍。マカは天然のバイアグラと呼ばれる精力増強で知られた有名な植物だが、確かにアミノ酸では圧倒的にムクナの方がパワフルだ。

必須アミノ酸とタンパク質

ここでアミノ酸について少しご説明しておきたい。
昨今は健康ブームというのか、一般の人々が健康や栄養、医学や科学に興味をもって情報収集している。今どき自分の体や健康をすべて人任せ、医者任せにしてはいけない。自分の体の仕組みを知り、栄養や薬が何であるのかを理解するのはとても良い事だと思う。

しかし栄養1つをとっても複雑で難解で、情報が混乱しているのがよくわかる。特にアミノ酸とタンパク質がそうだ。

まずタンパク質とは、我々の体から水分(7割)を除いた残りの6割を占める。後は脂質やミネラル。大雑把に言えば、我々の体は水とタンパク質でできていると言っていい。そのタンパク質を分解するとアミノ酸の分子になる。細かい細かいアミノ酸がつながってタンパク質を合成し、合成するアミノ酸の種類によって異なるタンパク質ができ上がるという仕組みである。

我々人間の体のタンパク質をつくるために必要なアミノ酸は20種類。そのうちの11種類は我々の体内で合成することができるが、残り9種類はそれができないので、食品から摂取しなくてはならない。この「食べ物から摂取しなければならない9種類」が必須アミノ酸である。トリプトファン、リシン、メチオニン、フェニルアラニン、トレオニン、バリン、ロイシン、イソロイシン、ヒスチジンが9種類の必須アミノ酸である。チロシンは必須アミノ酸ではないが、不足しがちである事から、準必須アミノ酸と記述される事もある。
あらためてムクナのアミノ酸含有量を見ると、レボドパの材料であるフェニルアラニンとチロシンが非常に多い事がよくわかる。

ムクナの必須アミノ酸(+チロシン)はどんな働きをするのか

参考までにムクナに含まれる必須アミノ酸(+チロシン)が、我々の体にとってどんな働きをするかをご紹介しておこう。

BCAAとは、バリン、ロイシン、イソロイシンの3つの必須アミノ酸の事。この3つはアミノ酸の分子のつながりの「側鎖」という部分がほほ同じ形、つまり化学的な構造がよく似ており、他の必須アミノ酸と異なり、筋肉内で分解・代謝されるという特徴がある。そのため他のアミノ酸より早く筋肉の疲労や損傷を回復させる事ができる。

BCAAというロゴで黒いボトルに入ったサプリメントを普段利用している人もいるかもしれない。通称筋トレサプリ、スポーツクラブやスポーツ用品店によく並んでいる。インターネット通販でも人気だ。男性更年期障害における筋肉量の減少や疲れやすさを回復させるのに役立つ成分だと言えそうだ。

いま特に注目されているものにトリプトファンがある。この物質は単体でも沈静効果、催眠効果があるのだが、脳内で癒しホルモン・セロトニンに変わる。セロトニンはその多くが腸で合成されるが、ドーパミン同様、血液脳関門を通過できない。代わりにトリプトファンが血液脳関門を通って脳に到達し、セロトニンに変わる。

ストレスの多い現代人、特に男性更年期障害の不眠やイライラ、うつ症状の改善にはとても役に立つ成分だと言える。

次にムクナに関する臨床試験をご紹介しよう。

ムクナが医療効果の高い食品として日常的に食べられているインドとタイにおける研究である。

男性不妊症改善効果に関する臨床試験

インドでは古くからムクナが男性不妊症の改善に役立つとされ食べられているが、そのメカニズムの研究について行った臨床試験である。

【研究機関】
チャトラパティ・シャフジ・マハラジ大学の医科産科、産婦人科、生化学科、泌尿器科、中央薬物研究所の内分泌科
【実施期間】
2006年1月~2008年1月
【被験者】
22歳~40歳の男性不妊症患者150人。対照群は患者集団と同じような年齢構成の健康な男性80人。
【臨床試験の経緯】
男性不妊症患者全員にムクナ粉末を1日1回5g、3か月間投与。
結果は以下の通り。

①はムクナ投与後の精子濃度の変化。25人の乏精子症(精子濃度が低い)の患者
3か月で精子濃度は約700%に増加し正常な男性と同等レベルに改善した。

②はムクナ投与後の精子の運動性の変化。25人の精子無力症(精子が動かない)の患者
3か月で140%の運動量増加が見られた。

③はムクナ投与後のテストステロン濃度の変化。3か月後、139%増加し、正常な男性と同等レベルに改善した。

④はムクナ投与後のドーパミン濃度の変化。3か月後、171%増加し、正常男性と同等レベルまで改善した。

以上のように全ての項目において改善が示され、ムクナは男性不妊症の治療に有効である事が示された。そのメカニズムについて研究者たちは、次のように結論づけている。男性不妊症の背景には、精子の形成障害や性欲低下をもたらすプロラクチンというホルモン分泌の上昇がある。このホルモンは本来ドーパミンによって抑制されているが、何らかの原因でドーパミンの量が少ないと上昇する。ムクナにはドーパミンの分泌を増やし、プロラクチンの分泌を抑える働きがあるため、精子の形成や性欲が改善すると考えられる。詳しくは今後の研究、治験に於いて解明されるものと思われる。

またドーパミン分泌が改善すると脳下垂体が活性化し、性腺刺激ホルモンの分泌が増加し、精巣からのテストステロン産生が盛んになったというものである。

不妊症の原因の48%は男性側にあると言われ、その原因の1位が乏精子症(精子量が少ない)、2位が精子無力症、3位がED(勃起障害)である。この臨床試験で、3つの問題のいずれにもムクナが高い改善効果があることが示された。

男性更年期障害の場合は不妊症の問題は少ないかもしれないがEDの改善効果は非常に期待できる結果だ。またドーパミンの分泌上昇は、性欲や性機能だけでなく気力低下、うつ病、イライラ、不安感、脅迫観念などの改善が期待できると言えるだろう。

高品質のムクナはタイの国立大学で管理栽培

ムクナは東南アジア~南アジアで広く栽培されている豆だ。しかし、当サイトで紹介する複合型サプリメントの素材は、必須アミノ酸などの量が豊富で高品質な豆を安定的に確保するため、タイの国立カセサート大学の管理栽培によるものに限定されているという。栽培方法は完全無農薬で、肥料はムクナのさやや茎を発酵したものを使用している。厳しく管理されているのは言うまでもない。

カセサート大学は1943年にタイで最初の農科大学として創立され、タイでは3番目に古い伝統ある教育機関である。13学部、大学院、研究所を持ち、学生数6万7000人の総合大学である。タイムズ・ハイヤー・エデュケーション(THE)による「世界大学ランキング2015」では、タイ国内で第1位、アジア全体でもトップクラスの大学・研究機関である。日本からの留学生も多い。権威ある研究機関の臨床試験でその作用が確かめられ、生産に関しても明確であることは利用者にとって高い安心材料といえる。

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サイト制作者紹介

都内在住のフリー医療ジャーナリスト
関西にある某大学薬学部卒
バツイチ 46歳
普段は週刊誌向けの記事やネット向けの記事を書く。身の回りに更年期障害に悩む人が多く、今回サイトの制作に携わる。
趣味は旧所巡り。

もしかしたら更年期障害かも

どうしてもの場合はED治療薬に頼るのも一法です




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