ガラナとは天然のカフェインを豊富に含んだ精力剤

ガラナとは?

ガラナとは、ブラジルやウルグアイなど、アマゾン地帯に分布しているムクロジ科のつる性植物の果実のことです。アマゾンの熱帯雨林では10メートルほどの高さまで育ちます。南米で「エネルギー」の同義語にもなっているガラナは強壮剤とされていて、治療用のハーブとは違って、エネルギーの回復剤として利用されています。また、ガラナを摂ってから数分で、脳の大脳神皮質を強く興奮させますから、眠気や疲労感をなくしてくれ、頭の回転を早めたり、気分を爽快にさせるほか、集中力を高める作用もあります。

ガラナの成分

ガラナの原産国であるブラジルでは、市場に出回っている四分の一以上の飲料が主成分にガラナを含んでいるといわれるほど、ポピュラーなサプリメントです。サッカーのワールドカップでも、ブラジルの代表選手たちが愛飲していたことで大きな話題になりました。

カフェイン

ガラナ

ガラナは世界中の植物の中で最もカフェインの含有量が高い植物です。カフェインと聞くと、コーヒーを思い出しますが、実際にはガラナのカフェインとコーヒーに含まれているカフェインとは異ります。コーヒーのカフェインは科学的には、プリン誘導体に属する物質のひとつですが、ガラナのカフェインは「ガラニン」とよばれ、カフェインと同属のキサンチンテトラメチルキサンチンテオブロミンテオフェリンをはじめとするキサンチン誘導体が集まったものです。カフェインの作用としては、脳を刺激して覚醒させ、集中力を高め、運動能力を向上させてくれます。

カテキン

カテキンポリフェノールの一種で、植物に含まれている苦味(渋味)成分のことで、その強力な抗菌力、抗酸化力から近年大きな注目を集めています。抗酸化作用というのは、活性酸素を消去して、体が酸化しないようにすることです。酸素が活性化されるとは「反応しやすい」という意味です。

1956年に、アメリカ・ネブラスカ大学の、D・ハーマン教授は「ガンならびに、動脈硬化などの生活習慣病は、活性酸素と深く関わっている」と発表しました。ガラナに含まれているカテキンには、酸化を防ぐ強力な抗酸化作用があるのです。アメリカの国立ガン研究所(NCI)ガン予防開発部では、カテキンのガン予防効果に注目しており、テキサス大学のガンセンターでは臨床試験で人間への安全性やその効果を調べるフェーズⅡの臨床試験に入ったところです。また、カテキンの抗菌作用は、胃ガンの危険因子である、ピロリ菌(ヘリコバクター・ピロリ)にも大きな効果をあげています。(静岡県立大学浜松医療センター)

コリン

コリンはビタミンBコンプレックスの仲間で、体内のアセチルコリンレシチンを作る材料となります。アセチルコリンは、脳の中で記憶形成に携わる重度な神経伝達物質であって、血管拡張作用をもっています。レシチンは、細胞膜を作っている物質でコレステロールを乳化(油が水に溶けている状態)して、動脈や胆のうにコレステロールがたまるのを防ぎ、脳血管性認知症の原因となる動脈硬化や脂肪肝を予防する働きがあって、老化や生活習慣病に効果があるといわれている物質です。

食物繊維

食物繊維とは、人間の腸管で消化されない食品に含まれる難消化成分の総体を指す言葉です。これまでに、難消化性である食物繊維の主な機能としては、コレステロールの吸収を抑える、糖質の消化吸収を妨げる、腸内善玉菌を増やす、便秘を改善する、大腸(結腸)ガン・大乗憩室を予防する、血圧を正常に保つ、虫歯を予防する効果などが明らかになっています。

ミネラル

ガラナに含まれているミネラルは、カリウムカルシウム亜鉛リン酸などです。ミネラルは、無機質、電解質ともいって、体内の細胞の内外に含まれる栄養素で、30種類近くがありますが、体の中に含まれる量の多い主要なものは、カルシウム、カリウム、ナトリウム、マンガン、マグネシウム、鉄、ヨウ素、リン、塩素、硫黄などで、これらが体組織を形成する成分となっており、もしこれらのミネラルバランスがくずれると各組織に故障が起こり、健康を害してしまいます。

アミノ酸

アミノ酸とは、塩基とアルカリ基を同時に含む有機物で、約20種が確認されています。このいくつかは細胞内で他のアミノ酸や、他の栄養素から合成できますが、体内でつくれず、食物として外から摂取するしかないものが九種類あり「必須アミノ酸」とよばれています。この必須アミノ酸は、必ず毎日の食物の中から摂ることが必要なのです。毎日摂らなければならないという意味は、アミノ酸は食いだめがきかないからです。アミノ酸は、私たち人間をはじめ、地球上のすべての生命を直接動かしている、仕事人でもあります。

サポニン

サポニンはいろいろな動植物に含まれている成分です。サポニンは、体内で脂質の過酸化を抑え、過酸化脂質を分解します。また、免疫力を高めてガン細胞の増殖を迎える働きもしてくれます。それから、DHAの仲間といわれ、脳の中枢の鎮静及び興奮作用に関与します。このことから、サポニンには、血中脂肪の低下、動脈硬化防止、抗ガン作用、肥満予防、強精作用、精神安定、認知症の予防効果があるといわれています。

疲労回復と強壮作用

ガラナ

「疲れる」という症状は生体に対する警告であって、これを機会に休養をとり、貯えを回復せよという黄ランプがついているのです。ガラナに含まれている、カフェインは疲労回復作用や強壮作用があるために広くスポーツ選手にも愛用されています。カフェインは脳を興奮させて、注意力を高める他、疲労感を低下させ、大脳に規定された、心理的限界値を下げることによって、筋肉運動をしやすくするのです。ガラナの効能に注目した欧米の医師や研究者が次々とアマゾンを訪れて研究をした結果、疲労回復をはじめ、動脈硬化の予防、心臓血管薬として使えるとか、鎮痛、偏頭痛、慢性疲労、神経痛、ストレスの解消、抗ガン作用など、極めて広い分野で高い効能のあることがわかったそうです。ブラジルでは、ガラナのエキスを使った「ガラナコーラ」などの清涼飲料水から、滋養強壮や天然バイアグラを謳った粉末やカプセルまで、いろいろな商品が市販されています。

認知症の予防

日本では、急速な高齢化がすすんでおり、これからは脳の老化による機能障害が、老人性認知症(ボケ)として始まり、増加することが予想されています。老人性認知症といえば、血管性認知症とアルツハイマー型老人認知症があります。
この二つで80%以上を占めています。医大が実施した実験は、生まれつきアルツハイマー病の症状を持つマウスに、40度の水で抽出したガラナの濃縮エキスを与え、与えなかった群と実験をしたのです。その結果ガラナを与えたグループは優れた脳の回復を示したのでした。マウスの脳を調べた結果、脳内の記憶をつかさどる海馬という部分で、コリンアセチルトランスフェーゼという酵素が増えていたのです。このことから、ガラナは記憶力に関係する神経伝達物質の生成を促進させ、弱った記憶力も回復させることがわかりました。まだ研究途上ではありますがガラナには認知症の予防・改善にも効果があることがほ分かっています。

脳の抗加齢には活性酸素を除去

認知症などの、脳の疾患に活性酸素が深く関与していることがわかってきました。それはつまり、人間の体を形成している細胞が、活性酸素の攻撃に対して酸化されやすいということなのです。その細胞の中でもとりわけ酸化されやすいのが脳細胞です。したがって脳の抗加齢(アンチエイジング)には、活性酸素をいかに除去するかということが大切になります。年代になって、ガンや心臓病などの多くの生活習慣病を引き起こす原因について、活性酸素の存在が急速にクローズアップされてきました。つまり、脳をいつまでも若々しくさせるためには活性酸素の除去をいかにするかということにかかっています。東京大学の研究によれば、ガラナに含まれているカテキンは、ビタミンEより強い抗酸化力を持っていると実験の結果を報告しています。また、カテキンは、脳血管障害も予防してくれることもわかっています。

うつ病の予防

うつ病患者がこの10年間で約2.4倍に急増し、日本人の七人に一人、アメリカでは全成人の11.5%の人が苦しんでいるというデータがあります。遺伝要因や性格に加え、不況など複雑な社会環境の影響で今後ますます増加が心配されます。「うつ病」とは、気分の極端な落ち込みとあらゆる活動における興味や喜びの著しい減退を主張とする気分障害のひとつです。

最近、うつ病の改善に、オーソモレキュラー療法(栄養療法)という治療法が広く知られるようになってきました。これは食事を見直し、食品の成分などを用いてうつ病を改善させるというもので、1960年代からアメリカやカナダで行われてきた治療法です。ガラナを研究している医学博士も「ストレス性の病気から、心の傷となって、吐き気、チック症、離人症、不眠、健忘、恐怖症などの症状をはじめ、軽度のうつ病についてはガラナが改善させる余地がある」といっています。実際、イギリスの神経科では、よくガラナの投与でうつ病を治療している実例の報告があります。

老化の予防

老化はいつから始まるのでしょうか。厳密にいうと、卵子が受精した時から、加齢(エイジング)という、時の流れと共に起こるすべての過程がそうなのです。老化現象は徐々に表れてくるのですが、それを自覚するのは個人差があるうえ、暦のうえの年齢とは一致しません。老化の症状を一概にいいますと、若い人が精神的、肉体的に活動をして、疲れたときと同様です。また老化した体内では細胞の数が減り、例えば九人で行う野球を七人で行うといった状態です。

老化防止ということがらについて再度、活性酸素についてのべておきます。

酸素は酸化という形で体を老化させてしまう働きを持っている物質です。この活性酸素を制御するのが抗酸化物質で、主に私たちの体に関係しているのは、ビタミンC、ビタミンE、ポリフェノール、β-カロテン、フラボノイドなどです。ガラナに含まれているカテキンは、ポリフェノールの一種で、植物全般に含まれている色素の総称です。この抗酸化物質がガラナには複合的に含まれており、ガラナを摂ることにより、活性酸素を除去して、老化を予防してくれます。

ガラナの効能

(1)疲労回復作用
(2)肉体的耐久力の向上作用
(3)スタミナ増強作用
(4)強壮作用
(5)集中力の増強作用
(6)認知症の予防
(7)アルツハイマーの予防
(8)脳血管障害の予防
(9)活性酸素の除去作用
(10)うつ病の予防
(11)老化の予防
(12)滋養強壮・性欲増強作用
(13)胃潰瘍の予防
(14)心臓脈管疾患の予防
(15)眼病の予防
(16)抗ガン作用
(17)解熱・鎮痛作用
(18)虫歯の予防
(19)放射線の副作用の軽減
(20)整腸作用
(21)二日酔の改善
(22)美肌作用
(23)利尿作用
(24)食欲増進作用




サイト制作者紹介

都内在住のフリー医療ジャーナリスト
関西にある某大学薬学部卒
バツイチ 46歳
普段は週刊誌向けの記事やネット向けの記事を書く。身の回りに更年期障害に悩む人が多く、今回サイトの制作に携わる。
趣味は旧所巡り。

もしかしたら更年期障害かも

どうしてもの場合はED治療薬に頼るのも一法です




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